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凛 騎 応 変!

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□ ネトラレ実現日記~第6章 新たな興奮を探して~ □

~拘束された妻①~

坂井君に妻を貸出し、一晩、彼の好きなように彼女の身体を堪能してもらった僕は、次のステップに何をしようか決められないまま、日常生活を営んでいた。

そもそも、若い男に妻の身体を貸し出すと言う行為自体が相当卑猥な行為だ。すぐにこれ以上の興奮を得られそうな事なんて思いつかなかった。

(ただ・・・)

以前から、やってみたいと思っている事はあった。
それは、他人に妻を貸し出したりする訳ではなく、夫婦二人だけで行う行為だ。だけど、考えようによっては、他人に妻を抱かせるよりも難しいかもしれない事だった。

(怒るかなぁ・・・)

夕飯の支度をする妻の後ろ姿を眺めながら、ボンヤリと考える。

(けど、俺のために他人とセックスまでしてくれた訳だし、あの頃とは違うよなぁ)

僕は、やってみたいと思っていたその行為を、もっと若い頃に妻に正直に打ち明けた事がある。しかし、その時には烈火のごとく僕を変態扱いし、とてもじゃないが、その行為まで持ち込む事など出来なかったのだ。

(あれから随分経ってるし、もう一度お願いしてみても良いかなぁ)

今なら、たいていの事は嫌々にでも受け入れてくれるんじゃないかと思ってはいた。だけど、一度拒否されているだけに、なかなかもう一度言いだす勇気がない。

(先に道具を揃えちゃおうかな)

僕がやってみたいと思っている行為・・・それは拘束プレイだった。
妻の自由を奪って行為に及ぶ・・・そんなプレイである。
僕はそれを20代の頃に、面白半分に妻に申し出て怒らせた事があった。

(道具だけ買って、一度も使えなかったら勿体ないしなぁ)

そんな貧乏根性も脳裏を過ったけれど、結局僕はネットショップで、その行為に必要な道具一式を購入する事にした。



※※※



(こんなもんだろ)

ネットショップから送られてきた卑猥な道具を段ボール箱に戻すと、僕は一息ついた。
あとは妻を説得して、実際にコレを使うだけである。

卑猥な道具・・・とは言っても、僕の手元に届いたのは、安っぽい素材で出来た拘束具と、いわゆる大人のオモチャ・・・それにアイマスクだけである。

大人のオモチャは、実はコレで2つ目の所有になる。

以前、興味本位から小さくブルブルと震える、いわゆるローターと言うのを購入した事があったのだ。

このローターは妻にも使用してみた事があった。その時には、体験した事もない刺激を受けて、妻は激しく乱れて果てた。ただ、行為がひと段落した後で「怖かった」といって僕の腕にしがみ付いてきたから、何となくしばらく使えないでいた。

今回はそれよりも一回り以上も大きく、先端部がグィングィンと円を描くように回る大人のオモチャを購入した。大きさは、僕のモノよりもずっと大きく、先日体験した坂井君のモノよりも大きい。いわゆるバイブと言うやつだ。

(同じような物を買ったって仕方ないしな)

そう思って、前に購入したローターよりも、ちょっと激しさを増した道具を購入したのだ。



拘束具は手首と足に装着するベルトのような物で、これを完全に装着すれば、妻は両脚をM字に開いたままで手と足が固定され、どうする事も出来ないはずだ。そのベルトに薄紫のファーがついているものを購入したのは、少しでも抵抗感が薄らげばと言う涙ぐましい選択だ。

一緒に購入したアイマスクは、普通のアイマスクの形ではあったけれど、表面がつるつるとしたエナメル状になっていて、ちょっと飛行機の中なんかで使用する事は出来ない見た目である。

(他に必要なものはないよな)

その時がくるまで、コレの存在がバレないように、僕は自室のベッドの下の奥深くへ段ボール箱を押し込む。

(少しは勉強もしないとな)

それから、パソコンを起ち上げる。
拘束プレイがしてみたいとは言っても、拘束した後で、どんな事をしたら良いのか皆目見当もつかない。
ただ、妻の自由を奪って、彼女のあられもない姿が見たいと言う漠然とした欲求しか持ち合わせていなかったのだ。

検索窓に「拘束プレイ」と打ち込む。
ズラリとそれらしい画像や動画が並ぶ。
僕はその中から動画サイトで無料閲覧できる映像を選んでクリックした。動画の方がイメージが付きやすいんじゃないかと思ってのことだった。

モニターには、両手両足を固定され、全裸で股を開いたままでバイブなんかを使って責められる女性の映像が映し出された。
最初のうち、女性は腰をクネラセながら快感を享受していた。それはそれで興奮するけれど、僕がもっと興奮したのは、女性が「快感の限界」を超えてからだった。

モニターの中で女性を刺激する男性は、彼女が何度も何度も絶頂しても、責めることを止めなかった。

やがて女性は、数えきれないくらいに絶頂し、少しの刺激でも身体を痙攣させるようになる。最初は演技じゃないかと思って見ていたけれど、白目を剥いて意識が遠のく様子の女性を見ていると、どうも演技とも思えない。

そうして最後には、工事用機械に大人のオモチャを取り付けた自作と思われるような機器を使って、ついには女性を失神させてしまった。最後に彼女の放った喘ぎ声は、とても悩ましいと言えるような代物ではなくて、まるで野生の獣の雄叫びのように聞こえた。

(すげぇな・・・)

さすがに、あそこまでのことを綾乃に出来るとは思わないが、確かに、こんなに連続して何度も妻を果てさせた事もない。
普段、夫婦の行為の最中で、彼女は何度かイクけれど、それでもせいぜい2~3回くらいのものだ。

(でも・・・)

考えてみると、1回目より2回目、そして2回目よりも3回目にイク時のほうが、妻は乱れる・・・と言うか3回目あたりでは我を忘れているような印象を受ける事もある。

(アレが4回目、5回目になったら、どんな事になるんだろうか)

こうして、僕は益々、妻との拘束プレイを楽しみたいと言う欲求が深まったのだった。



※※※



「ねぇ、ちょっと今日は変わった事してみても良い?」

ある日の夜、夫婦の行為の最中で僕は切り出した。
既に妻を指と舌を使って1回果てさせ、自分のモノを咥える妻を眺めながらのセリフだった。

「変わった事って?」
「ちょっと・・・縛ってみたり・・とか」

勇気のいるセリフを言った。
前回は、この辺りで「変態っ」と怒らせた。彼女の中の常識では、縛る=SMと言う意識があるらしく、SMは「普通」ではない部類に入るのだ。



「縛るって・・・何で?」

怒りはしないけれど、訳が解らない・・・と言った調子でそう訊ね返す綾乃。

「縛ってみたら、どんなもんかなぁって思ってさ」

我ながら訳のわからない返答をする僕。

「だって、縛るって・・・どうやって?」
「いや、実はさ・・・」

僕は既に拘束プレイをしてみたくて、ネットで道具を購入してあるの妻に正直に伝えた。

「えぇ!?買ったの?」
「うん・・・」
「全然知らなかった~」

全く気が付いていない様子の妻を後目に、ベッドの下の段ボールに手を延ばす僕。この時、既に僕は全裸だったから、傍から見ると相当間抜けな姿勢だったに違いない。
妻の視力が悪くて良かった。

「そんな所に隠してたの?」
「うん」

僕は段ボールを開けた。そして、中の物を一つずつベッドの上へ置く。

「・・・・・」

急に黙る妻。

「これで全部・・・なんだけど」

恐る恐るそう妻に言う僕。

「こんなのも・・・買ったんだ」

妻はバイブを指差してそう言う。

「うん・・・前に買ったやつとは、ちょっと違う形のほうが良いかと思って・・・さ」
「・・・・・」

寝室の中には微妙な空気が漂った。
既に妻を一回果てさせているけれど、そうした卑猥な空気はどこかへ飛んでしまっている。

「ダメ・・・かな」
「・・・どういう事・・・するの?」
「あの・・これと、これで、綾乃の手足を縛って・・・後はアイマスクをしてもらって・・・ダメ?」
「縛って・・・それからどうするの?痛いのとか・・・イヤだな・・・」
「そんな事しないっ!綾乃が痛がるような事なんて絶対しないよ、した事ないだろ?」
「そうだけど・・・どうやって縛るの?これ・・・」
「このベルトで、手のここんトコと足の・・ここ・・膝の辺りを固定するらしいんだけど・・・」
「えぇ!?じゃあ、脚を閉じられないってこと・・・?」
「まぁ、そう言う道具だから・・・」
「そんなの恥ずかしいよぅ」
「へ、部屋の中は真っ暗にするし、それに綾乃はアイマスクもする訳だし・・・」
「私がアイマスクしても、孝介には丸見えじゃない・・・」
「そりゃ・・・そうか・・・」

(やっぱりダメか・・・)

あまり良い反応が帰ってこない事に落ち込む僕。

(まぁ、怒らせなかっただけでも良しとするか・・・)

そう諦めかけた時、妻が意外な事を言った。

「私が外してって言ったら外してくれる?」
「・・・えっ?」
「だから・・・コレ・・・私が外してって言ったら、すぐに外してくれる?」
「・・・う、うんっ!」

妻はそれを条件に、拘束具の使用を承諾してくれた。



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Date:2016/03/12
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