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凛 騎 応 変!

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□ ネトラレ実現日記~第4章 止められない性癖~ □

~待機~

岡田君の動きは早かった。

週末に彼と食事へ行った妻は、次の月曜日にはすぐに一緒にお酒を飲みに行く日をいつにするかと彼に相談された。

飲みに行く事そのものは、すでに先週のうちに約束してしまっているし、そもそも僕に「拒否しないで欲しい」と何度も何度もお願いされている。
おまけに、奢ってもらった事を必要以上に申し訳ないと思っている様子だったから、当然、妻は岡田君に誘われるまま、次の約束をして帰宅した。

動きが早かったのは岡田君だけではない。

僕は僕で、この週末の間に、具体的に自分がどうやったら興奮できるかを思案していた。まず大きな変更点としては「妻から情事の話を聞くだけ」でなく、その会話を盗み聞きすると言う点だ。

これに関しては、すでに自分なりにテストもしてみた。最初はスマホを「通話」状態にして、音声をスピーカーにしておいてはどうかと思いついた。これならリアルタイムに2人の会話を盗み聞く事が出来る。

しかし、これにはリスクが伴う事も解った。

当然だけど、スマホの音声をスピーカーにすると言う事は、相手方の話声も聞こえるけど、こちらの音もスピーカーから聞こえてしまうと言う事だ。
静かに盗み聞きしているうちは良いが、万一、子供が話しかけてきたり、不意に大きな物音を出してしまったら、それが電話の向こうの岡田君にも聞こえてしまう恐れがあった。

次に考えたのは、僕が普段、会議の議事録を作成する時に使っている録音機器を妻に持たせる方法だ。
試しに家族で食事に行ったときに、妻のハンドバッグの中に録音機器をON状態で放り込んでみた。

(以外と聞こえる)

そう思った。

ハンドバッグの口を閉めてしまうと、ひどくこもった音になってしまうが、バッグの口を開けて、かつ、2人の近くに置いておけば、話の内容の概ねは聞き取れると判断した。

あまけに、この録音機器、特別高音質に設定せず、スタンダードに録音するだけなら8時間も録音できる。
お酒の最中に岡田君にバレないようにスイッチをONしておけば、後は帰宅するまでそのままで良い・・・勿論、2人でベッドに入る時にも・・・。

僕は妻にお願いをした。
岡田君に誘われたら、関係を持ってほしいと言う事と、録音機器のスイッチを入れておきハンドバッグはなるべく2人の近くに・・・口を開けて置いておいてほしいと言うお願いだった。

最初は岡田君と関係を持つ事を拒否し続けた妻。しかし、僕の「ゴハンに行ったときにはキスしかされなかったじゃん。今度も何もないかもしれないでしょ?」と言う一言に押し切られる形で「もしも誘われたら、拒まない」と言う約束をし、録音機器をハンドバッグに忍ばせて出かけて行った。



※※※



子供を寝かしつけてビールを飲みながら、溜まった録画を何となく見ていた僕は、テレビの横に置いてある時計が0時を回ったのを見た時、一気にテンションが上がった。

確実とは言えないが、妻は飲み会なんかにでかけると、なるべく日付けが変わる前に帰宅する。以前に聞いた事だけど、0時を過ぎるて日付けが変わると、何だか何となく母や妻としてダメな事をしているような気がするのだそうだ。

そんな妻が、今日は0時を回っても帰宅しない。
しかも、今日は岡田君と2人で飲みに出かけている。
嫌が応にも期待してしまうと言うものだ。

妻は僕と子供の夕食をきちんと作ってから出かけて行った。それは、いつもの事だ。僕はたまの事だから、子供とファミレスでも行くから良いと言っているのに、必ず料理してから出かける。飲み会の集合時間に遅れてでも、必ずそうする。

今日も妻はそうしていったから、きっと岡田君と酒の席に付いたのは19時を回って、ひょっとすると20時くらいだったかもしれない。

(今頃、真っ最中かもしれないな)

時間から逆算して、そんな風に思ったりすると、途端に股間が熱くなる。今、もしかすると、最愛の妻が僕よりずっと若い男の肉棒で快楽を与えられているかもしれない。
もしかすると、若い男の腕にしがみ付いて、淫らに乱れているのかもしれない。
もしかすると、僕とのセックスでは味わった事のないような深い快感に酔いしれているのかもしれない・・・。

「ふぅぅっ」

僕はビールをグイっと飲みほして、一つ大きく息を吐いた。



※※※



結局、妻が帰宅したのは、1時を少し過ぎた頃だった。

「遅かったね」

さすがに深夜なので、何となく小声になってしまう僕。

「うん。ごめんなさい」
「いや、良いんだよ、たまにはお酒くらい飲みに行って、ストレスを発散しないとね」
「・・・うん」

ストレスを発散したいのは自分なのに、ヌケヌケと妻に言う。

「おいで・・・」

僕は小声でそう言って、帰宅したばかりの妻を引き寄せ、抱きしめる。
首筋に顔を埋めると、少しだけ石鹸の香りがした。

(ホテルに・・・行ったな)

外出前には、夕飯の支度なんかで忙しくてシャワーはしていかなかったはずだ。それなのに、今、ハッキリと首筋に石鹸の香り・・・。

「綾乃・・・どうだった?岡田君とは・・・」
「・・・・・」
「ずいぶんと遅かったから・・・想像はついてるけど、俺の想像通りかな?」
「そうだと・・・思う・・・きっと」

僕と眼を合わせようとしないまま、途切れ途切れにそう言う妻。

「岡田君に誘われたんだね?」
「うん・・・」
「何て誘われたの?」
「何てって・・・」
「黙ってホテルに連れて行かれた訳じゃないでしょ?」
「うん・・・」
「どうやって誘われたの?」
「・・・僕、綾乃さんに下心があるんです・・・って」
「ふ~ん、それから?」
「綾乃さんが結婚してるのは勿論知ってるけど・・・ダメですか?って」
「それで?綾乃は何て答えたの?」
「黙ってた・・・」
「それで?」
「黙ってたら・・・チュウされて・・・それで・・・そのまま手を繋いで・・・それで・・・」
「一緒にホテルに入っちゃったの?」
「・・・うん・・・ごめんなさい」
「謝る事なんかないさ、俺の為にしてくれたんだろ?・・・それとも岡田君に抱かれたくてついて行ったの?」
「ち、違っ・・・孝介が・・・嬉しいって言うから・・私・・・」

ちょっと涙目になって僕を見上げる妻。少しいじわるしすぎたようだ。

「解ってるよ、解ってる。綾乃・・・ありがとう・・・嬉しいよ」

これは今に始まった事ではないが、僕は自分の企みが上手く言ったら、大袈裟とも感じるほどに妻を抱きしめてお礼を言い、頭を撫でたりする。
妻が僕にこうされるのを好きなのは知っていた。それに、こうして感謝を示す事が次につながる事も解っての腹黒い行動だ。

彼女を愛おしいと思う気持ちに嘘偽りは全くない。彼女をとても大切に想っている。だけど、これが僕の性癖・・・妻には諦めてもらうしか手はないのだ。



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Date:2014/06/01
Trackback:0
Comment:2

Comment

* いつも

いつも楽しみにしてます。更新をお待ちしておりました。本当に御主人の為とはいえ、良く出来た奥様ですね。ただエスカレートした時に御主人から離れていく展開は避けたいですね。ハッピーエンドで終わって欲しいですね。応援しております。頑張って下さい。
2014/06/02 [けんけん] URL #- 

* Re: いつも

>けんけんさん

こちらこそ、いつもメッセージをありがとうございます。
更新が面倒になってきた絶妙のタイミングでメッセージをくださるので、とても励みになっています。更新が遅くて申し訳ありませんが、今後もよろしくお願いします。
2014/06/08 [凛騎] URL #- 

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