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凛 騎 応 変!

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□ 人妻遊戯~歪んだ愛情~(完結) □

第9話 …浮気?浮気じゃない?…



佳純が浮気をしているのではないかと勘違いしてからと言うもの、僕の「妄想力」は日々メキメキと磨かれて、彼女が元カレに抱かれる姿、制服姿でオナニーする姿、それに実際には起きていないような、例えば宅配便の男性と情事に耽る姿なんかも鮮明に妄想する事が出来ていた。

だが、先日の佳純のオナニー姿を盗撮した映像が、すべてをブチ壊した。

実際に映像を見ながら耽る妄想は格別で、今までの妄想とは比較にならないほど僕を興奮させた。しかも、目の前に生々しい映像があるから、僕は彼女がオナニーする姿を詳細に妄想する必要もなかった。

あれからも、僕ら夫婦の行為を盗撮してみようと試みたりもしたけど、購入したライター型のカメラは暗い場所の撮影には向かず、かと言って、佳純は明るい場所でセックスする事を好まないから、その望みは叶わなかった。

(もう・・・妄想だけじゃ満足できない)

思い通りに行かない日々に、少しずつ溜まっていく性的欲求。

それはやがて、以前のように仕事にまで影響するようになっていた。

「はぁ・・・っ」
「どうしたの?溜息なんて」

風呂上りの濡れた髪を拭きながら佳純がそう言った。

「ん?溜息なんてついてた?」
「ついてたわよ~、おっきいやつ!」
「そうか・・・」
「何かあった?」
「ちょっと・・・な」

実は今日も仕事でミスを犯していた。
もう10年来の取引きになる会社との仕事だったが、納期までに商品を届ける事が出来なかったのだ。幸いにも長い付き合いのある会社と言う事で大事には至らなかったが上司にはひどく叱責された。当然だろう、納期に間に合わなかった理由は僕が発注を忘れていたと言う間抜けな理由だったのだから。

「お仕事、大変なの?」
「・・・・・」

部下が作成した発注書は、確かに僕の机にあった。
後はこれに押印して、実際に商品を動かすだけ。それなのに、僕はその発注書を机の上に温め続けていたのだ。理由は簡単で、その発注書の上に、ボンヤリとして別の書類を重ねてしまい、そのまま存在を忘れると言う・・・完全なるヒューマンエラーだ。

「俺、今の会社ではこれ以上、上を目指すのは無理みたいだ」

佳純に愚痴を零しても仕方がない。
だけど、時には誰かに話さないと自分の心が破綻してしまう。

「どうしたの?急に」
「最近、ミスが多くてね、今日も怒られてきたところさ」
「そう・・・でも、別にいいじゃない、偉くなんてならなくても」

佳純はニッコリと笑って言った。

「でも、昇進しないと給料もそう増えないぞ?」
「いいわよ、そんな時こそ主婦の腕の見せ所でしょっ・・・ね?」
「佳純・・・」

本当に僕には勿体ない女だ。
だが、それを真に受けて「はい、そうですか」とは言えない。まだ子供は5歳だし、出来ればもう1人子供が欲しいとも思っている。
この家のローンもあるし、佳純はともかく、子供に不憫な思いをさせたくはない。

それに・・・それに仕事が手に付かない理由は解っている。これまでは必死に仕事して上司の信頼も勝ち得てきた。それが急にガタガタと崩れ始めたのは、佳純の浮気疑惑をキッカケに自分の性的嗜好が歪んでからだ。

この歪んだ性欲を矯正出来れば良いのだろうが、どうやらそれは難しいようだと思う。
こうなったら、この歪んだ性欲を十分に満たす・・・それしか、サラリーマンとして仕事に邁進する方法はないのだ。

だが、それには佳純の協力が不可欠だ。
なにしろ、僕は彼女が他人に汚されたり、他人と性的な接触を持つ事で興奮するのだから、どうやっても彼女の協力は必要だった。

「なにか悩みでもあるの?」

佳純が訊いてくる。

(悩み・・・と言えば悩みかな)

しかし、この心境をどう説明すれば良いのか解らない。
解らないから何も言えずに黙ってしまう。

「言いたくないようなこと?」

そうではない。言えるものならすべて暴露してしまった方が楽になれる。佳純には以前、それとなく自分の性癖が変だと伝えた事もあったから、言えない事もないかもしれない。だが、やっぱりどう言ったら良いのか思いつかない。

「もしかして・・・エッチな事?」

尚も黙っていると、佳純がそう言った。

「・・・っ、ど、どうして?どうしてそう思った?」
「だって、最近、前みたいに昔の彼氏の事、質問しないから・・・我慢してるのかなって」

元カレの話を持ち出さなくなったのは、だいたいの話は訊き尽くしたというのもあるけれど、佳純のオナニー姿を収めた映像をキッカケに「昔の佳純の恥ずかしい姿」よりも「今現在の佳純の恥ずかしい姿」に興味がシフトしてきたと言うのが正直なところだ。

「うん・・・まぁ、そんな感じ・・・」

しかし、それを正直に打ち明けるのも躊躇われて、僕は中途半端に返答する。

「私・・・いいよ、昔の話訊かれても・・・啓祐がそうしたいなら」
「佳純・・・」
「だって、それのせいでお仕事が手に付かないって、前に言ってたでしょ?」
「ああ・・・」
「だったら、恥ずかしいけど・・・私・・頑張るから・・・」

(佳純・・・)

久しく忘れていた、純粋な愛情が湧き上がる。もしかしたら、子供が出来てから、こんなにも純粋な気持ちで彼女を愛しいと思った事は初めてかもしれない。
だが、それと同時にどす黒い歪んだ欲望も湧き上がってきた。

(もしかしたら、正直に話したら俺の望みを叶えてくれるかもしれない・・・)

そう思ってしまったからだった。



※※※



「そ、それって・・・どういう・・意味?」

僕は少し躊躇しながらも、自分の中に溜めこんだ欲望を佳純に打ち明けた。すなわち「もう昔の佳純の話を聞くだけでは満足できない、妄想ではなく、実際に俺以外の男に抱かれる佳純の姿が見たい」と。

「言った通りの意味さ、最近はそんな事ばかり考えてるんだよ、変だろ?」
「それって・・・浮気しろって事・・・なの?」
「そうじゃないよ、浮気はして欲しくない」
「だって・・じゃあどういう事なの?」

他人と身体の関係を持っている佳純を見たい。だけど、浮気はして欲しくない。
僕としてはそれは成立しているのだが、普通の思考回路を持つ佳純にとっては「他人と身体の関係を持つ=浮気」となるのは当然で、なかなかそのあたりを上手く伝える事が出来ない。

「だから、俺以外の男とそう言う事をしている姿を見たいと思うけれど、浮気とはちょっと違うんだ・・・解んないかな」
「解んないよ・・・啓祐以外とエッチしたら、それは浮気でしょ!?」

(うむ・・・その通りだ。それが当たり前の感覚だ)

「そうだけど・・そうじゃないんだ、俺の俺だけのためにそうして欲しい」
「啓祐のため?」
「そう。俺の為に佳純は俺以外の男と関係を持つんだ、だからそれは浮気じゃない、俺は佳純を愛してるから、浮気はして欲しくない」
「啓祐・・・」

長い長い沈黙。
佳純はいったい何を考えているのだろうか。夫から急にこんな話を持ちかけられて軽蔑しているのかもしれない。「離婚してくれ」と言われてもおかしくないような事を僕は今、口走ったのかもしれない。

「啓祐の言う通りにしたら・・・お仕事頑張れる?」

長い沈黙の後で佳純が言った。

「頑張れるさ!元々、上司には認められてたんだ!今まで通りに頑張れば、また認めてもらえるに違いないんだ!」
「それには、私が啓祐以外の男の人とエッチする必要がある・・・ってこと?」
「あ、いや・・・それは・・・その・・・すまないと思ってるよ・・こんな変態じみた事・・・嫌だったら断ってくれて構わないんだ、ただ佳純には何もかも正直に打ち明けようって、そう思っただけだから・・・」
「・・・・・」

佳純は再び長考に入った。相変わらず彼女が何を考えているのか解らないけど、少なくとも何かを考えているのは、彼女の真剣な表情が物語っている。

「あの・・・佳純?」

僕は続く沈黙に耐えきれなくなって声をかけた。

「誰とエッチしたらいいの?」
「へ?」
「だから・・・啓祐は私と誰がエッチしたら満足なの?」

佳純が言った。心臓が高鳴る。こんな事を訊いてくると言う事は、少なくとも・・・ほんのちょっとくらいは僕の望みを実現させる事を考えてくれていると言う事だ。

だが、情けない事に、僕の側の準備が不十分だった。
佳純が誰かに寝取られると言うような妄想は殆ど毎日していたのに、具体的に「誰と」と訊かれると返答出来ない。

実際問題、本当に佳純と誰かがセックスをすると言う事になると、きちんと考えなければならない事は山ほどあった。

第一に、少なくとも佳純が嫌悪感を感じないような男性でなければならない。平たく言うと、彼女の好みに合う男性である必要がある。
第二に、例え佳純の好みにマッチしたとしても、私生活の中で接点の多い男性はダメだろう。行為を終えた後も、僕達の生活は普通に続くのだから、そこに影響するような間柄の男性はマズい。
第三に、相手の男性は紳士的な人でなければならない。手前味噌で申し訳ないが、佳純は可愛いし、胸も大きくて・・・それに、先日のローターを使った夫婦の行為で発覚したように、僕が思っているよりも、どうやらエッチな女のようだから、興奮に我を忘れて乱暴な事をするような男ではダメだ。

次々に思いつく、相手の条件。簡単なようで以外と当てはまる男性は居ない。

「ねぇ、私と誰がエッチな事をしたら啓祐は満足してくれるの?」

そんな僕に容赦なく質問する佳純。本当に他人とセックスしてくれる気があるのかどうかは解らないが、彼女にしてみればその相手は大いに気になる所だろう。

「それは・・・だな・・・」
「うん・・・」
「それは・・・その・・・そ、そうだっ、コーチ・・・」
「え?」
「鈴木コーチだよ・・・」

僕は佳純に追い込まれるようにして捻りだした答えを口にした。
言った後で、彼が意外と適任である事に気が付く。

「鈴木コーチって・・・サッカーの?」
「ああ、携帯の電話番号も知ってるんだろ?それに、俺はずっと鈴木コーチと佳純が浮気しているんじゃないかって疑うことから、こんな性癖になったと思ってるんだ・・・もし、彼とそう言う事になれば、すごく興奮すると思う・・・」
「・・・・・」
「鈴木コーチは・・・嫌か?」

僕は鈴木コーチを話でしか聞いた事がない。大学を卒業して、普通の会社で働きながら少年にサッカーを教えていると言うくらいの事は記憶していたが、会った事もないし、佳純の好みに合うのかどうかも解らなかった。

だが、彼がもし彼女の好みに合うのであれば、啓太はサッカークラブを辞めてしまったから接点は全くないし、イジメの相談に真摯に乗ってくれるような好青年だし、申し分ないような気がする。

「でも・・・そんな・・・鈴木コーチが嫌がるに決まってるわ」
「そんな事ないさ、佳純は魅力的だから、彼だって喜んで乗って来るよ」
「でも・・・私みたいなオバサン・・・」
「まだ32歳じゃないか!それに佳純は年齢よりずっと若いよ」
「でも・・・でも・・・」

明らかに混乱した様子の佳純。彼女が鈴木コーチに好印象を持っていたであろう事は、その態度を見て簡単に解った。

「じゃあ、こうしないか・・・俺が佳純と鈴木コーチがそう言う雰囲気になるような作戦を考える」
「・・・・・」
「俺の考えた作戦を実行して、それでも鈴木コーチが佳純に手を出してこなかったら、俺は今回のことは諦める・・・どうだ?」
「でも、それじゃお仕事が・・・手に付かないんでしょう?」
「いや、実現しようと試みても実現出来なかったと言うなら諦めもつく、きっと今ほどボンヤリして仕事する事はなくなると思うんだ」
「そう・・・じゃあ、もし鈴木コーチとそう言う事にならなかったとしても・・・啓祐は今まで通りお仕事できるんだよね?」
「ああ、約束する、もし上手く事が運ばなくても、もう弱音なんて吐かない、今までのミスを取り返すためにバリバリ働くさ」

僕は自分の胸をドンと拳で叩きながら言った。佳純を騙そうと思ったのではなく、心の底からそう思ったのだ。やってみようと思っても出来ないのなら仕方がないじゃないか・・・と。

「そっか・・・うん・・・啓祐が・・・それで啓祐が一生懸命お仕事頑張れるんなら・・・解った・・よ」
「解ったって?」
「だから・・・鈴木コーチと・・・してみても・・・良いよ」

嘘みたいだ。僕の佳純・・・可愛い佳純・・・。それが僕の為に、鈴木コーチとセックスをしても良いと言ってくれた。本当にそんな事になったら、僕は興奮のあまり死んでしまうんじゃないかとすら思う。

「あ、でもっ・・・本当は嫌なんだからね・・・私、啓祐としか・・エッチなんてしたくないんだから・・・」

あからさまに嬉しそうな表情になった僕を見て、佳純はクギを刺すように言った。

「解ってる・・・解ってるって・・俺だって佳純の事が大好きさ」

僕はそんな佳純に軽口を叩いて、早速その晩から、彼女と鈴木コーチを結びつける作戦の検討に入った。



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Date:2012/08/10
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